EU理事会、国連気候サミットCOP26に向けたEUの共通立場を確認

06.10.2021

EU News 221/2021

<日本語仮抄訳>

欧州連合(EU)理事会は本日、英国グラスゴーで開催される第26回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)におけるEUの立場を定める結論を承認した。同結論は、気候をめぐる緊急事態に対処するために国際的な対応を強化することが極めて緊急を要すること、また世界各地での公正かつ公平な気候変動移行の必要性を強調している。

本日の結論は、同条約の全ての締約国に対し、野心的な「国が決定する貢献(NDC)」を提示し、気候変動への適応の取り組みを共同で強める必要性を認識するよう求めている。

同結論はまた、EUとその加盟国が世界有数の気候ファイナンス提供者であることを思い起こし、国際気候ファイナンスの動員の拡大に今後も取り組みことを再確認した。EUとその加盟国は、他の先進各国に対して、先進国共同で年間1,000億米ドルの動員を2020年までに達成し、それを2025年まで続けるという目標の一環として、それぞれの拠出金を増額するよう呼びかける。

 

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