「国際民主主義デー」に寄せるボレルEU上級代表とシュイツァ欧州委員会副委員長の声明

14.09.2021

EU News 206/2021

<日本語仮抄訳>

ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長とドゥブラヴカ・シュイツァ同委員会民主主義・人口動向担当副委員長は本日、9月15日の「国際民主主義デー」を前に以下の声明を発表した。

「気候変動、雇用、経済もしくは人種的・社会的正義など、どのような問題に関心があろうとも、民主主義体制の中で生きていなければ、個人の声は届かず、その一票は数えられることはない。

しかしながら、欧州市民の民主主義に対する信頼は決して当然のものではないし、そうあるべきでもない。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、市民に奉仕するよう構築された民主主義的機構に対する人々の信頼が試されている一方、ジャーナリストに対する脅しや暴力、政治的分断が増している。

このような困難な時期の中でも、EUは世界各地で、またEU域内においても、民主主義、人権および法の支配を断固として、またはっきりと支持し続ける。集団的な取り組みと併せ、市民に恩恵をもたらす民主主義を支える新たな展望も必要である。このような作業は、EU域内で取り組み始める必要がある」

 

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