Delegation of the European Union to Cuba

「国際メタン誓約」に関する米国とEUの共同声明

Brussels, 18/09/2021 - 16:07, UNIQUE ID: 210920_15
Joint Press Releases

EU News 211/2021

<日本語仮抄訳>

欧州連合(EU)と米国は本日、11月に英国・グラスゴーで開催される国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で発足させる世界のメタン排出量削減に向けた取り組みである「国際メタン誓約(Global Methane Pledge)」を発表した。ジョー・バイデン米国大統領とウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長は、米国主導の「エネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム(MEF)」で他国にも参加を呼び掛け、既に支持を表明している国々を歓迎した。

メタンは強力な温室効果ガスであり、気候変動に関する政府間パネルの最新報告書によれば、産業革命以前からの地球の平均気温の純上昇摂氏1度につきその要因のおよそ半分を占めている。メタン排出を迅速に削減することは、二酸化炭素など他の温室効果ガスへの対策を補完し、短期的に気候変動を抑制し、地球の温暖化を1.5度以内にとどめるという目標を達成するための唯一最も効果的な戦略だと考えられている。

国際メタン誓約に参加する国々は、メタン排出を2030年までに2020年比で30%以上削減するという共同の目標と、特に高排出源に焦点を当てて、メタン排出量を定量化するために、利用可能な最善のインベントリ(排出目録)手法の使用に向けて取り組むことを約束する。この誓約を達成すれば、2050年までに温暖化を少なくとも0.2度抑える。各国のメタン排出の状況と削減可能性は非常に多様であるが、全ての国は追加的な国内排出削減策や国際的協力行動を通じて、共有目標の達成に貢献できる。メタンの主要排出源には石油・ガス、石炭、農業および埋め立て地が挙げられる。これらの分野はそれぞれ出発点が異なり、短期的削減の可能性もさまざまであるが、2030年までの的を絞った削減の可能性が最も高いのは、エネルギー部門である。

 

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