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EU理事会、新型コロナ対策のため資金の即時拠出法案を採択

Brussels, 30/03/2020 - 14:06, UNIQUE ID: 200330_11
Press releases

EU News 77/2020

<日本語仮抄訳>

欧州連合(EU)は、 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)が及ぼす影響への対策として、資金活用を可能にする措置を迅速に講じている。

EU理事会は本日、COVID-19の危機への対策として、EU予算から迅速に資金を拠出するための2つの法案を採択した。構造基金と投資基金の規則を改正する案と、「EU連帯基金」の範囲を拡張する案である。

「コロナウイルス対策投資イニシアティブ」により、EU加盟国は370億ユーロの結束基金を活用し、医療制度の強化ならびに、中小企業、短時間労働制度および地域サービスの支援の実施が可能となる。

総額の内、約80億ユーロは、2019年に事前に資金提供された構造基金の未使用分から拠出される。新しく採択された施策により、EU加盟国は、未使用分をEU予算に返還する代わりに、パンデミックの影響を緩和するために活用することができる。残りの290億ユーロは、年内に提供予定であった予算を前倒しで分配することで賄われる。

こうした資金は、2020年2月1日付で、人命救助や市民保護の取り組みで発生済みの費用に充てることができる。

また、EU加盟国は、結束政策のプログラム間でより柔軟に資金を移動し、最も必要な分野に資金を振り向けることができるようになる。

さらに、EU理事会は、「EU連帯基金」の範囲を改定し、自然災害に加えて公衆衛生上の危機を対象に追加した。これにより、EU加盟国および加盟プロセス中の国々が、COVID-19のパンデミックの中で差し迫った市民のニーズに応えることを支援する。

 

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