Delegation of the European Union to Colombia

天安門事件30周年に寄せる、モゲリーニEU上級代表の声明

Brussels, 04/06/2019 - 06:00, UNIQUE ID: 190604_4
Statements by the HR/VP

EU News 98/2019

<日本語仮訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、天安門事件30周年に際し、以下の声明を発表した。

「今日、1989年に天安門広場で平和的なデモによる抗議が暴力的に鎮圧された日から30年目を迎える。当時、欧州理事会は198962728日のマドリッド会合で、デモに続いて生じた残虐な弾圧を強く非難した。それから30年経った今も、EUは、犠牲者の死を悼み、その家族に哀悼の意を捧げる。

64日およびその後の取り締まりの際に生じた死者および拘留者の正確な数は、これまで一度も確認されておらず、また今後も明らかになることはないかもしれない。天安門事件、ならびに天安門広場の抗議行動に関連して犠牲となった人、拘留された人、または行方不明となった人を認識することは、将来の世代にとって、そして集団的記憶にとって重要である。われわれは、1989年の天安門事件またはそれを記念する現在の活動に関連して、拘留された人々の法的保障と適正手続きの権利が尊重されることを求める。

またEUは、黄琦氏、高智晟氏王怡牧師徐琳氏陳家鴻氏をはじめとする、天安門事件または法の支配と民主主義の擁護活動に関連して、拘束され有罪判決を受けた人権活動家および弁護士の即時釈放を求める。

国連の拷問禁止委員会は、201623日、中国の第5次定期報告書を受けて、1989年の天安門広場の抗議に関する複数の勧告を発表した。われわれは、中国当局が全面的に同勧告を実施することを求める。

現在、中国では表現と集会の自由、また報道の自由が取り締まりの対象となる状況が続いている。人権は、普遍的、不可分、かつ相互依存的である。国際法や国際基準は、基本的自由の尊重を前提としている。

人権に関して中国に関与することは、EU・中国包括的戦略パートナーシップにおける基本的な柱であり、またあり続ける」

 

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