Delegation of the European Union to Colombia

女性に対する暴力撤廃の国際デーに寄せた欧州委員会の声明

Brussels, 24/11/2017 - 12:39, UNIQUE ID: 171124_6
Joint Statements

EU News 252/2017

<日本語仮訳>

「女性に対する暴力撤廃の国際デーにあたり、暴力を根絶しなければならないことを、今一度強調する。

女性や女児に対する暴力は、今なお欧州連合(EU)内外で日々繰り返されている。この人権侵害は蔓延しており、様々な様相を呈している。社会的背景にかかわりなく、家庭、職場、学校、路上など場所を選ばす、スポーツをしている時も、オンライン上でも、発生している。暴力により、政治、文化、社会、経済など、社会の全ての側面で女性がフルに参画することが制限されている。

欧州の女性の3人に1人が、肉体的暴力と性的暴力の両方もしくはいずれかを経験している。EU域内の人身売買被害者の8割は女性である。途上国においては、少女の3人に1人が、18歳に達するまでに結婚している。

しかし、状況は変わり始めている。過去30年間で、アフリカで女性器切除の件数が半減した。南アジアでも、15歳未満で結婚する少女の数が半減した。最近では、世界的な「#MeToo(私も)」キャンペーンにより、我々の社会における性的攻撃や嫌がらせの現状へ衆目が集まり、被害者が声をあげ、自らの権利の主張や擁護を行う傾向が促されている。

このような性別に基づく暴力の一切を根絶するためには、教育と法律を改善し、社会的規範を変えることが必要だ。EUでは、2017年を通して、官民両部門において、女性や女児に対するあらゆる形の暴力を根絶するために、全力を傾注した。中でも、EUがNGOに提供した資金援助により、法律家、医師、教師、警察官を含む人々が、被害者を支援するため、またジェンダーに基く暴力を防止するための特別訓練を受けている。

EUの活動は域外にも及んでいる。国連とともに「スポットライト・イニシアティブ」を主導し、5億ユーロというかつてない規模の初期投資を行った。これは、女性と女児に対する暴力の原因を根絶するための国際的活動であり、被害者を助けるとともに、女性たちに、より安全で強靭な、豊かで自由な社会を形成するために貢献する力を与えることを目的としている。

女性や女児に対する暴力の根絶は、世界の平和と安全に向けた第一歩であり、2030持続的開発アジェンダの中核を成す。人権、男女平等、民主主義、経済成長を促進し、擁護し、実現するための必須条件である。

EUは、持てる手段の全てを駆使し、女性と女児に対する暴力を根絶し、それを過去のものとすべく、飽くなき努力を続ける」

Twitter: @EU_Commission, @Europarl_EN

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