Delegation of the European Union to Brazil

イランの包括的共同行動計画に関するEU上級代表の声明

Brussels, 25/02/2021 - 16:58, UNIQUE ID: 210225_42
Press releases

EU News 59/2021

<日本語仮抄訳>

ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、EUを代表して以下の声明を発表した。

EUは、この極めて重要な時期において、イランの核開発計画に関する包括的共同行動計画(JCPOA)に対する強い決意と継続的な支持を再度表明する。われわれは、JCPOAを維持するため国際社会と引き続き協力し、その完全な実施を確保する決意である。

われわれは、2月23日付で追加議定書およびJCPOAに基づく透明性に関する追加条項の暫定適用を停止するというイランの決定を深く憂慮する。本決定は、撤回されない限り、イランの核物質および核活動が平和目的のみに留まっていることを検証する国際原子力機関(IAEA)の能力を大幅に制限することになる。IAEAは、先進的な遠心分離機の研究開発など、イランの核燃料サイクル全体に関するイランの活動の重要な部分を知ることができなくなる。また、主要施設に関する情報をIAEAが入手することも制限される。これに関連して、われわれは、IAEAのグロッシ事務局長によれば、制限されたアクセスを緩和し、最大3カ月間は必要な監視・検証活動の継続を認めるというIAEAとイランの二者間で合意された一時的な技術的同意に留意する。

EUは、イランの核関連の義務の監視と検証におけるIAEAの客観的で独立した公平な作業を全面的に支持する。われわれは、イランの核開発計画がもっぱら平和的な性質であることを確保する上で、イランのIAEAに対する完全かつ時宜を得た協力が引き続き極めて重要であると確信する。

われわれは、過去2年間にイランが取った憂慮すべき措置に対する深い遺憾の意を表明した、イランの核活動に関するEUを代表したEU上級代表の1月11日付の声明を想起する。われわれは、イランに対して、JCPOAに基づく自身の義務と相反する全ての行動を停止し、撤回するよう引き続き求める」

 

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