<日本語仮抄訳>
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は本日、欧州議会にて自身の初めての施政方針演説を行い、欧州連合(EU)が新型コロナウイルス感染症危機が明らかにした脆弱性を克服し、活力ある連合を構築するための道筋を提示した。
2020年の施政方針演説をめぐる討議は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが依然として欧州と世界の経済・社会の全ての面に影響を及ぼしている、不透明な時期に行われた。このパンデミックは、国際的システムの脆弱性と、共通の課題に対する協力の重要性を同時に示した。「これは地球規模の危機であったので、われわれは地球規模の教訓を得なければならない」。
フォン・デア・ライエン委員長は、欧州が「次世代EU」を通じて変革を計画的に起こす、一生に一度の機会を与えられ、欧州はこれを成し遂げる「ビジョンと計画と投資を有している」ことを強調した。欧州が環境を重視し、デジタル分野を発展させ、より強靭になるために、欧州委員会は以下に焦点を当てる。
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