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欧州委員会、市民と企業の機会増加に向け、単一市場の深化を目指す

EU News 298/2015

2015/10/28
IP/15/5909
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

欧州委員会は本日、単一市場の潜在力を最大限に引き出し、欧州が世界経済で繁栄するための出発点にするとのジャン=クロード・ユンカー欧州委員会委員長の政治的コミットメントを実現すべく、行程表を発表した。

本日合意された行動により、以下の関係者に恩恵をもたらす。

消費者:欧州委員会は、他の欧州連合(EU)加盟国から製品やサービスをインターネットを通じて、もしくは直接購入しようとする消費者が、客観的かつ検証可能な理由で正当化されない限り、異なる価格・販売条件・配送手段に直面しないような措置を講じる。欧州委員会と各地の欧州消費者センターにはしばしば、国籍や居住地を根拠とした正当化できない対応の違いに関する苦情が寄せられている。

中小企業とスタートアップ企業:スタートアップ企業は経済に多くを貢献するが、起業家には、革新的な構想を市場化できないとして欧州を離れる者もいる。欧州投資計画や資本市場同盟の文脈の中で、中小企業が資金を得やすくするための取り組みが進められている。欧州委員会はさらに、付加価値税に関する規制の簡素化、企業登記の費用削減、企業破産に関する法案の提出、および規制上の要件に関する全情報の1カ所のデジタル窓口での提供を目指している。欧州委員会はまた、明確かつ中小企業本位の知的財産に関するルール作りや、統一特許が、中小企業を含む欧州の企業が自身の着想を利用するための魅力的かつ手頃な手段になるための最終的な手続きに着手する。

革新的サービス:欧州委員会は、シェアリングエコノミー(共有型経済)に対する欧州の検討課題を策定する。新たなビジネスモデルは、市民と企業双方に利益をもたらし、既存の資源を最も有効的に利用する一助になる。しかしながら、既存の規制で対応できるのか、もしくは新たなルールが必要なのかという疑問がある。同時に、消費者保護といった公的政策目標が尊重され、税法や労働法が遵守されることを確認しなければならない。

職業人:欧州委員会は、企業や職業人が容易に国境を越えられるよう、機会の向上を図る。専門職の資格認証を改善し、ビジネスサービス、建設サービスおよび成長をもたらす他のサービスの国境を越えた提供を円滑化する。これらの取り組みを合わせれば、企業や専門家の新たな市場への参入が容易になり、一つの国の小さな会社からより大きな、欧州を舞台に展開する企業への成長を可能にする。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-5909_en.htm?locale=en

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