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28/04/2017
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世界女性性器切除(FGM)根絶の日に寄せる共同声明

EU News 43/2016

2016/02/05
ブリュッセル

<日本語仮訳>

2016年2月6日の世界女性性器切除(FMG)根絶(ゼロトレランス)の日を前に、フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長および欧州委員会のヴェラ・ヨウロヴァ法務・消費者・男女平等担当委員と同ネベン・ミミツァ国際協力・開発担当委員は、以下の声明を発表した。

「全ての人、全ての女児、全ての女性が、暴力や苦痛のない、あらゆる意味で自由な人生を送る権利を有している。FGMは、人を傷付けるものであり、一生涯続く健康上のリスクと苦痛の原因となる。FMGは、人権と児童の権利を侵害するものであるとともに、尊厳と肉体的保全と非差別という普遍的価値を脅かすものだ。何をもっても正当化することのできない行為である。

世界で2億人以上の女性が性器切除の被害にあったと推計され、そのうちの50万件が欧州で起きている。この背筋が凍るような数字により、拷問にも匹敵する、概して見くびられ、隠されている暴力行為を根絶するために、より徹底的に力を尽くすという新たな決意をせざるをえない。

EUは、この慣習を根絶し、女児を守りたい。変化は、各地域の中心から起きなければならない。FGM に対する認識を高め、背景、文化、性別を問わず、女性の権利に関する教育を継続することが必要だ。地域の指導者が、公にこの習慣を廃止することが、地元の市民に大きな影響を与える。FGM反対を叫び、同胞の教育において重要な役割を果たし、この有害な習慣に服従しなかった女児を取り巻く汚名を覆す助けをしている人々の活動を、EUは支援する。欧州委員会は、医療専門家養成のための費用を負担し、FGMの犠牲になった人たちが、質の高い医療支援を受けることを可能にした。

EUは保護手続きと被害者の権利に関する指令を通して、すでにFGMを受けた人々の保護も行っている。域外では、現地の、および国際的な市民組織の進めるプロジェクトの資金を提供するとともに、国が進めているFGM放棄プロジェクトへの支援を行い、各政府に対して懸念を表明している。EUはまた、撲滅を加速化させるべく、国連機関がアフリカの16カ国とイエメンで進めている新たなプロジェクトへの支援も、実施している。

EU機関、加盟国政府、医療専門家、教育者、児童保護機関、地域指導者、家族など全てが、力を合わせ、FGMとあらゆる形のジェンダーに基づく暴力を撲滅するための努力を、継続しなければならない。この闘いにおける勝利はまだ遠い」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_STATEMENT-16-247_en.htm

Commissioner Hahn and Vice-President Federica Mogherini are standing for zero tolerance for FGM. © European Union , 2016 URL